農家蔵・農家庭園めぐり:平川市金屋*2018.05.27
2018年 06月 05日
5月26日と27日、平川市金屋地区で「農家蔵・農家庭園めぐり」が行われました。
10年ぶりに、庭園&蔵めぐりに参加。
受付で、参加料500円をお支払い。
お茶と手形をもらって、いざ出発。
このイベントでは、一般のお宅の蔵と庭をガイドさんと一緒にめぐります。
勝手に蔵や庭に入ったら、もちろん× (乂Д´)
でも手形があるし、ガイドさんもいるからこのツアーは大丈夫(笑)
弘前大学の学生ガイドさんが、津軽特有の庭「大石武学流」について説明してくれました。
「奥の大きい石は遠山石、この手前の大きい石は礼拝石といいます」。
「夜燈があるのも特徴です」とか。
ここは、↓「亀」の形に手入れしてあって縁起がいい◎
この松!!ちょっとかしがってて、カッコイイ(〃v〃)
お庭だけでも5~6軒お邪魔したんですよ。
次は蔵エリア。
金屋地区に蔵が多いのは、農家が多いのはもちろん、蔵を造るための材料も採れたからなのだとか。
壁の角は、古くなると角が落ちてしまうので、わざと初めから削ってあったり。
屋根の内側に板が見えている蔵もあれば。
その板を覆うように漆喰を塗ってしまっている蔵も。
さらに壁を、戦争時に「白」が目立たないようにとわざと汚していた歴史を聞いてなるほど。
今まで知らなかったから、壁が剥げてるんだと思ってたよーw
土台部分もいろいろ。亀の甲羅模様になっていたり。
ひし形模様になっていたり。
レンガを積んだような模様になっていたり。
窓の上の模様もいろいろあって。
これは水しぶき。火事を防ぐおまじない。
お寺や神社の、懸魚のようなイメージかな。
こちらは、牡丹。ゴージャス。
鶴や雲が描かれた、コテ絵。
これらは蔵を手掛けた左官職人さんの、サービスなんだそう。
雲は”繁栄”を表してくれたり。鶴も縁起物だよね。
「うちの蔵にはどんな絵を描いてくれるかなあ~」って、わくわくしちゃう(笑)(っ´∀`c)♪
文化財に指定されている蔵も多く見られました。
自分の家に文化財があるなんて、なんということでしょう。羨ましい★
最後に、3棟の蔵が並んでいる、こちら。
雪除けのため木で囲っているんですね。
ここは10年前にも来たことあるって記憶あり(笑)
そうそう、こんな風に農具が展示してありました。
最後に、span style="color:rgb(255,0,255);">蔵cafeに寄って、うまうまおやつを買って〆。
一度、冬の蔵のライトアップに訪れたいのですが。
今年はインフルエンザで断念w
いつかチャレンジしたいなあ(●´∀`●)
●NPO法人尾上蔵保存利活用促進会HP→こちら
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