座禅&精進料理ミニツアー参加(弘前市)
2009年 02月 11日
「座禅&精進料理ミニツアー」に参加。

まず、弘前市立観光館に集合。
同行するのは、観光ボランティアガイドの中谷さんと黒滝さん。
要所要所で建物や歴史の説明、ガイドさん自身の思い出話(笑)などを話してくださいます。
まずは、市役所裏手の細い道から森町に出る道に、こんな柱。知らなかったよw

ここは昔、弘前公園周辺では一番高い土地だったのだそう。
ここから弘前城天守が見えたことから、敵に城の中を覗かれては大変。
防御のために削られた山だったのだそうです。

ローソン角から岩木山!!

「やっぱり、綺麗がだだ山だの」と、みなさん絶賛★
参加者には、市内の方はもちろん、県外の旅行者もいらっしゃいました。
そうでしょ、綺麗でしょ。なぜかわたしが威張ります (●´艸`)
一行は、33の禅寺が並ぶ「禅林街」へ向かいます。

「ここは、桝形(ますがた)。まっすぐな道だと、敵が襲って来た時にすぐにやられてしまう。
曲がった道にして、直進できないようにした防御のための工夫だのさ」
道が曲がっていると、それに合わせて敵も減速しますからね。そういう知恵。

座禅体験をおこなった「盛雲院」。
座禅風景は、撮影できませんでしたので、あしからず。

「あれこれ考えずに、まずはこの30分間、座禅をすることだけに集中しましょう」と和尚さん。
ちょっと気を抜くと、組んだ指がだらりとなったり、お腹が鳴っているのが気になったり…。
なかなか集中ができない ヾ(;´Д`●)ノ

続いて「栄螺堂(さざえどう)」。

「蘭庭院」の管理で普段は開いていない施設なので、今回は貴重な見学体験。

このような栄螺堂は東北には2つだけ。弘前と、福島県の会津若松です。

会津若松の栄螺堂は、白虎隊の墓所のある飯盛山にありますが、実は学生時代に行きましたよ。
弘前の栄螺堂に比べると、もっと規模が大きかったです。
入口から入ると、同じ通路を通らずに元の場所に出る、という造り。

摩訶不思議なの。
禅林街を歩きながら、いくつかのお寺についてもお話を伺います。


本堂の工事が終わって、今春から見学できるという「長勝寺」 。

この三門の屋根の修理費用が、な、な、なんと
2億円なんですって (((;゚;Д;゚;)))

それでは、待ちに待った「山観普門院」。
お待ちかねの精進料理。
和尚さんと一緒に、箸袋の裏の言葉を読み上げてからいただきます。





お膳にのっている5品に加えて、次々に運ばれてきました。
それぞれ手の込んだ、丁寧なお料理です。




みなさん、たぶん「うまうま」と言っています。たぶん(笑)

手の込んだお料理に、わたしも早食いセーブ。
1椀1皿、ゆっくり味わいます。
和尚さんからは、「食」に関するお話も。
「お魚の絵を描いて」と言うと、スーパーのパックに入った切り身の絵を描く子供もいる、というこのご時世。
学校教育でも「食育」が騒がれていますが、まず家庭で食事に気をつけましょう、獣ではないのだから、肉・魚はほどほどに。
「(なんでもいいから、腹が減っているから)食う」のではなく、「(味わって楽しく)食べる」という意識を持ちましょう、と。
みなさん、「地元新聞の記事を見た」とか「アップルウェーブ」を聞いたとか、申し込みに至った経路はさまざま。
いつか、「このブログを見たから申し込んだよ」という方がいたら嬉しいのですが



「栄螺(サザエ)堂」知らなかったよ。

座禅は何にでもはまりたがり屋のみやさまも経験がありません。
精進料理もですが~あんまし喰いたいと思わないので喰った事がありません!女性陣は食べたいのかなぁ~?
今回の中級は受験しません!コンベンションが商業意識あからさまにやるようになってしまったからです。
全部徒歩ざます(*_*)オドロイタ?
ワタシは歩くのが巷のジェンヌよりも幾分早いのですが、ボランティアガイドのおじさまたちはもっと早い。昔の人(失礼)はよく歩きます。
精進料理は、…ほとんど女性でしたねェ。“1品1品に手間暇かけてある”というのが魅力です。“早食い”“大食い”“なんでも食い”のワタシには、ゆっくりカミカミモグモグして味わう、こういう食事がたまに必要かな、と思います。
中級は、まだ勉強始めてない・・・(汗)。でも申し込んだので頑張りますよ。座禅だの精進料理だのアレコレやってみたい事だらけ。色々首を突っ込みすぎて、中途半端にならないようにしなくてはっ!