津軽藩ねぷた村(弘前市)
2016年 04月 08日
観光施設もいろいろ紹介できたらいいな、と思っていました(`゚∀ノ゚´*)
弘前公園から見ると、道路を挟んで北東にある観光施設「津軽藩ねぷた村」。

入村料は、大人550円。
これまで、わたしのブログでは「清水森ナンバソフト」・「けの汁カレー」を紹介しています。

地元の観光施設、うま~く回って満喫しましょう。
これから観光客が増えるシーズン。「お・も・て・な・し」のために、予習です。

GO!GO!
まずは、「ねぷたの館」。どど~んと弘前ねぷたがお出迎え。
スタッフさんが、ねぷたやねぶた、立佞武多などの説明をしてくれます。

随時ねぷた囃子を演奏してくれます。
夏の祭りの時のねぷた囃子はもちろんいいけど、この時期に聴く囃子だっていいっきゃの(人´3`*)♪
(結局、いつ聴いてもいいw)
太鼓の力強さと笛の郷愁がたまらんのです。

見学記念に、太鼓をたたく体験もできます。
わたしも以前、叩かせてもらいました。なかなか上手かったかと・・・。
ヤーヤドー!
ねぷたの仕組みが下からのぞけるようになっているものも。
これは祭りの時は見られませんからね。

Q&Aも興味深い。

女性スタッフさんが綱を持って、お1人でねぷたをクルッと横に回したのでびっくり。華奢な方だったの。
「祭りでは男性が数人がかりでねぷたを回すのに、今お一人で?」と聞いたら、
ねぷたの骨組みが木製か鉄骨かによって重さが違うんだって。
何でも答えてくれそうな、ねぷた先生がいらっしゃいます(o゚∀`o)☆
金魚ねぷたが、ズラーリ。

干支ねぷたもあるから、ついつい自分の干支を探しちゃうよね。
自称25歳のわたしの干支は…え、エト。

金魚ねぷたは、「津軽錦」という江戸時代に津軽藩の武士に愛された金魚がモデル。
庶民は、高価で買えなかった「津軽錦」を真似、骨組みや和紙で金魚ねぷたを作って水に浮かべて楽しんだのだとか。

弘前ねぷたが飾ってあるこの「ねぷたの館」内は、ぐるっと360度の角度から見られるようにスロープがあります。
平成16年開館の、五所川原市の「立佞武多の館」も(高さは違うけど)こういう造りですね。
ここを参考にしたのかな?って思ったり。

観光客の方たちは、思い思いの場所で記念撮影。
フラッシュ使えばいい、使わない方がいい・・・。
プチ夫婦喧嘩がみんなに聞こえていましたよ(笑) ( ゚∀゚ )ハァーハッハッ!!

弘前ねぷたの絵師さんたちの紹介も、見逃さないで。

わたしは“やっぱはまり”で“おべだふり”なので。
横を歩く観光客に、「この絵師さんとこっちの絵師さん、絵似でるでしょ。師弟関係なんですよ。
だから師匠の名前から1字もらって名前が…」って勝手に話しかけちゃうw

古典ねぷた
昔はこういう角燈籠などを手持ちし、行列をつくっていたんですね。歴史感じるわ~。

お米の形?違う?豆?
五穀豊穣をお祈りしているのかな。

津軽凧絵
津軽の凧絵は、骨組みが竹ではなくヒバを使っているのが特徴。
また、絵自体も、ねぷた絵とは違うんだよ(・∀・)b

「ヤーヤ堂」は、ねぷた資料の展示などが行われています。

三国志や水滸伝を題材にすることが多い「弘前ねぷた」。
昔は、こういった資料を手本にして描いたんですね。
今も、弘前ねぷたの絵はこの手本の絵の通り。ずーっと受け継がれているんだね。

「ねぷた(neputa)」や「ねぶた(nebuta)」は、青森県内各地で行われています。
あまり知られていないけど、小さな町や村でもやっていますよー(*´pq`*)

「ねぷた」「ねぶた」の呼び名の違い。

運行する山車(だし)の主流は「扇型」なのか「人形型」なのか、わかりやすいイラストでの紹介。

農民行事の「眠り流し」に由来するという「ねぷた・ねぶたまつり」。
津軽藩の城があった、今の弘前から各地に広まったと言われます。
弘前付近は「ねぷた」、離れるにつれて「ねぶた」が多い印象かな? (つω`*)
「工房 たくみ」

津軽の伝統工芸が一堂に集まっており、お土産購入もできます★
津軽塗、こぎん刺し、こけし、津軽焼き、津軽凧・・・などなど。

タイミングによっては職人さんが実際に作業している様子を見られるし、質問もできます。
わたしは以前、津軽塗の手鏡を体験でつくりました。専用の作業場で丁寧に教えてもらえます。

「山弦堂」
入村料で、津軽三味線の演奏を聴くこともできます。
入口でチケットを買ったときに、スタッフさんが次の演奏時間を親切に教えてくれました。
他のお客さんもこの演奏に合わせて、調整しながら館内の見学をしていましたよ。

ベベン、ベン、ベン、ベン・・・♪

全国大会や世界大会のチャンピオンの方が演奏くれる贅沢時間。
目をつむって、うっとり聴き惚れている方も。
沁みるわぁぁぁ…。゚:;。+(b´ω`d)+。::゚。
このあと、以前ブログで紹介したお庭「揚亀庵」を見て、「独楽処ずぐり庵」へ。

ここで小学生以来のずぐりを回しました。 ※津軽でつくられる木製の独楽。
ずぐりは、初めて回す人はきっと難しいでしょう。ちょっとコツがあるんです。
スタッフさんが「どうぞ回してみてください」って手渡してくれました(きっとできないと思ってたかもね)。
数十年のブランクがありつつも、ちゃっかり上手く回せたわたしヾ(o´∀`o)ノ
さすが「全日本ずぐり回し選手権大会」が行われる街の生まれ。“黒石の血”だな(笑)
とっつぱれ。
●津軽藩ねぷた村HP→こちら

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地元のせいか、一回しか入館したことがなく、またゆっくり見学したくなりました。金魚ねぷたもかわいい☆ 「らんちゅう」という出目金を思い出します。さくらまつりもいよいよ16日から、心が弾みます(*^_^*)


「金魚ねぷた」はネットで購入して夏になると飾ってますよ。
こぎん刺も昔、体験したことがあります。
ゆっくり時間をかけて色々と回ってみたくなりましたが、実現するのはまだまだ先!かな?

ジェンヌさんの干支は、いつも「うまうま」なので「午年」か?それとも「めぇ~」ので「未年」か?
「金魚ねぶた」の由来がよくわかりませんでしたので、参考になりました。
付け加えると、赤い色には「厄病」を追い払う力があるといわれており、赤い金魚ねぶたを作ったのかもと思っています。
ちなみに、米のような豆のような「トウロウ」はたぶん、「まめ」→勤勉(津軽弁で)の意味か?農作業などを邪魔する睡魔を払い(仕事「はがいぐ」ように)


私の干支は何種類か出た年で、12年前のとその年の種類全部買いました。時間はかかるのですが、お願いすれば色も指定できました。休職中で…お守りにと買ったんですよね。
東京はまださくらちょこっと残ってます。
28日には帰れるし…楽しみで仕方ない。公園の近所で本当によかったぁ~
わたしはずっと弘前の高校・大学と通っていたのに、藤田庭園には行ったことがなくて、行ってびっくりした思い出が。
さくらまつり、楽しみですね。あんまり桜は早く咲かないでもらいたいですがヽ(=´Д`=)ノ
弘前のねぷたっこ見るなら、ねぷた村は充実していると思います。
こぎん刺し、きちんと習ってみたいな。小学校?の家庭科の授業でやったっ切り(●´ω`●)ゞ
誰にも頼まれてないのに、教えたくてしょうがない(笑)
「うまうま」で午年は考えたことありますが、「めぇ~」で未年ってか!!(≡゚∀゚≡)
正面の鏡絵はもちろん、後ろの見送り絵が楽しめれば、「ねぷたツウ」ですぞ+゚。*(*´∀`*)*。゚+
8/1~7と祭りの時期が決まっているので、桜と違ってねぷたは旅行の予定を立てやすいみたいですよ。
干支1回りすると、同じ干支ねぷたでも次はデザインが違うものに変わっていたりします。
また買わなくちゃ?(笑) 4/28、どうか桜を楽しめますように。公園の近所、ウラヤマシイ★